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伝統工芸品 熊野筆のメイクブラシをお届けします。

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洗顔ブラシ

メイクをする、しないにかかわらず、女性にとってお肌のコンディションは大切です。
健康なお肌とは、油分と水分のバランスが絶妙な状態をさします。
つまりスキンケアとは、この油分と水分のバランスを保つ(バランスをとる)事です。
そして肌のお手入れの基本は、毎日の洗顔なのです。。

皮脂にダメージを与えないように、しかも汚れ(メイクを含む)をしっかり落とせば、 毛穴はクリアな状態となり、肌本来の回復力はアップします。
又、(素手に比べれば)小さな筆で洗うわけですから、 お顔全体を少しづつ分割して洗うことになります。
しかも熊野筆の繊細な毛先です、結果的に優しく無理なくマッサージをすることになり、 貴女の使っているコスメも、さらに効果アップが期待出来ます。

熊野筆の洗顔ブラシ

洗顔のための筆、それが洗顔ブラシです

洗顔のための筆、それが洗顔ブラシです

アベックプレジールの洗顔ブラシは、良質の天然素材から作られています。
原材料名:羊毛 簡素に記述してありますが、世界に2,000種類以上いるといわれるヒツジの仲間です。 未(ひつじ)として十二支の一つに入っているように、中国では8,000年以上前から飼育されている身近な動物です。 人類の歴史のなかでも、ごく初期から家畜化され、毛を刈って衣料に利用する、 肉を食用にする、乳を飲用または乳製品への加工に用いるなど、 人間はヒツジをさまざまな形で用いてきました。

そして、高級メイクブラシに多用されているのが、この素材です。
厳密に言えば、この素材も部位によって特徴があり、ごくおおまかに言えば、あご・背中・脇など基本的にしなやかで、 しかも外傷を受ける事の少ない毛を利用します。 良質の毛はしなやかで適度のコシがありますが、もっとも重要な点は毛先が繊細に細い事。 毛先に向かって自然にテーパーして、クセや折れの無い事です。

徹底的な選別を経た素材だけで作られています

洗顔のための筆、それが洗顔ブラシです

少し考えれば分かることですが、そんな理想的な毛を一本一本選別すること… それが高品位な筆を作るための原点です。

自然の恵み、それを選びぬくことによって極上の肌触りが生まれます。 例えばウール、カシミア、アンゴラ…素材の良さは圧倒的な品質の良さを決定します。


良い素材を徹底的に選別する

選別後の素材は、それ一本一本が最高の肌触りです。 選び抜かれた素材を仕立てた筆は、肌に優しい極上の筆となります。
一部のエンドユーザーが、これをフェイスブラシに使っていることを販売後、程なく耳にしました。
しかも、「普通?のメイクブラシよりイイ」と…言われる。

それは当方の予想とは違いますが、使い方として間違ってはいない。
むしろ、お客様が実際に触れてみて、その肌触りから考えた使い方ですから、反対する理由もない。
「洗顔のためのブラシで、そのクオリティです。 機会あれば本来の、そして出来るだけハイエンドのメイクブラシも使ってみてください。」
「きっと、さらに新鮮な発見が生まれます」
そう、話したりします。

洗顔ブラシ特有の仕立て

洗顔ブラシ特有の仕立て

しかしアベックプレジールの洗顔ブラシには、洗顔ブラシ特有の工夫があります。
フェイスブラシを代表とするメイクブラシは、パウダー、つまり乾燥した粉を使うためのブラシです。 しかし洗顔ブラシは洗顔フォーム・石鹸など、湿った状況で使います。 そして、天然素材は湿度に弱い。それも毛質が良いものほどデリケートです。
別の天然素材を使えば多少の改善にはなりますが、肌触りは目に見えて低下してしまいます。 つまり、「泡たてブラシ」ならともかく、 女性のための「洗顔ブラシ」と主張できないレベルの商品になってしまいます。 それは職人として許せない対応でした。
改良のための方針は、早い段階で分かっていました。ブラシ全体の通風を良くすればいいのです。 太目の毛をざくっと仕立てる、全体の毛量を減らす、毛長を短く仕立てる。。。
しかし、やはり肌触りは低下します。

ごらんのように、アベックプレジールの洗顔ブラシには『窪み』があります。 もちろん最初から意図した造形です。仕立てた後にカットして、窪みを入れたカタチではありません。
高密度にまとめられたトップ(毛先)の中に窪みをいれることによって、 空気の流通が良くなり、使用後の乾燥時間は短縮しました。 同時に、泡立ちも良くなりました。使用感に変化はありません。

使用方法 (泡立て)

1)洗顔石鹸を使う方

洗顔筆

洗顔筆、洗顔石鹸を用意します。
小鉢に、ぬるま湯を少し入れます。
(浴室では、手の平などで行う方も多いようです。
慣れてくれば使用量も分かりますので、それでも構いません)

洗顔筆

洗顔筆を少し湿らせます。
(毛先から水滴が落ちない程度が適当です)

洗顔筆

洗顔石鹸に触れて、洗顔石鹸を採ります。

※このまま洗顔をしないで下さい。
洗顔石鹸を泡立てず(溶かさず)洗顔するのは予期せぬトラブルの原因となります

洗顔筆

洗顔筆でしっかり泡立てることにより
洗顔石鹸は、ホイップクリーム状に泡立ちます。
(※洗顔石鹸の品質によって、泡立ちに差があります)

2)洗顔フォームを使う方

洗顔筆

洗顔筆、洗顔フォームを用意します。
小鉢に、ぬるま湯を少し入れます。

(浴室では、手の平などで行う方も多いようです。 慣れてくれば使用量も分かりますので、それでも構いません)

洗顔筆

洗顔フォームを、小鉢に入れます。

(洗顔フォームの取り出し量は、今までの半分程度で良いでしょう。)

洗顔筆

洗顔筆で泡立てることにより 洗顔フォームは、ホイップクリーム状に泡立ちます。
(※洗顔フォームの品質によって、泡立ちに差があります)

泡立てが完了しました

洗顔筆

この泡立ち具合は、使用条件により差が出ます。洗顔フォーム・石鹸の違い、そして加えた水分とのバランスです。
(注:写真は撮影の為、洗顔フォームの量や水分を増やして多めに泡立てています。)

その泡の質も、使用条件により差が出ます。特に洗顔石鹸では、ホイップクリーム状に泡立てるまでに、時間がかかる傾向があるようです。
少し考えていただきたいのは、『泡』で洗う事の真意です。
石鹸から洗顔フォーム、そして洗顔ムースと洗顔アイテムは進化していますが、 添加成分の違いを除けば、その差は泡立ち具合の差(状態・時間)ともいえます。 科学的に分類すれば、石鹸は固形、洗顔フォームは半練り、洗顔ムースは液体。 その違いが、使用時の手間、溶けるまでの差になります。

例えば最近は『洗顔ムース(泡)』の人気が上がっています。 その手軽さも人気の要因ですが、このムース(泡)も石鹸成分が完全に溶けている状態です。 完全に溶けているからこそ、その石鹸成分の洗浄力を100%発揮することが出来ます。 しかも完全に溶けているから、洗い流しの際は汚れの成分と共に、素早く流れるのです。

実は洗顔でのトラブルは、『ゆすぎ』不足が大半です。
通常は、なんとなく洗顔石鹸・フォームを手に採り、多少泡立てて顔へ持っていきます。 つまり顔の表面で泡立てながら、汚れを落としています。 この場合、泡立たなかった石鹸成分を、指で皮膚に練り込んでいるともいえます。 本来、溶けてしまった石鹸成分は汚れを取り込み、ゆすぎとともに流れるのですが、 石鹸成分が、お湯(水分)に溶けていないままで残った場合、 それは乾燥後、お肌に対する異物として残留します。

洗顔後、お顔が『さっぱり』しないのは、その石鹸成分が残っているからです。
『しっかり泡立てる事』は『石鹸成分を完全に溶かす』ことのバロメーターです。
化粧品としての石鹸・フォームは、使い方の注意として『まず手の中で、しっかり泡立てる事』を推奨しています。

つまり完全に発泡した『泡』だからこそ皮膚への負担は最小限で、しかも『ゆすぎ』不足のリスクも少ないのです。
もちろん、『泡』で洗う事による肌あたりの良さも大事なポイントです。

洗顔筆

他方、『洗いすぎ』によるトラブルも少なくないようですが、 この洗顔法の場合は使用する石鹸成分が、従来より少なくて済みます。
その手順から、無意識のうちに最適な量の洗顔成分を使うわけですから、

『 しっかり洗えて、しかもしっとり仕上がる 』
という、一見矛盾した効果を体感出来るのです。

泡で洗う事、それが洗顔ブラシ(洗顔筆)で洗うことの意義です。
良質の筆で洗う事、それが洗顔ブラシによるスキンケアです 。

もうお分かりでしょう?
洗顔ブラシで泡立てる、そして洗顔ブラシで「泡」をすくい取って洗う
この手順さえ守れば、合理的な洗顔が可能なのです

使用方法

洗顔マッサージ

洗顔マッサージ

マッサージとは直接皮膚に求心的に施術することにより、 主に静脈系血液循環の改善や、リンパ循環の改善を目的にした療法です。


洗顔筆は、小さく円を描くように動かします。
力加減は、トップ(穂先)が腰砕けにならない程度です。

そして、手順として次のことを心がけてください。


  • 洗顔マッサージ

    額・生え際

    生え際まで、しっかり洗います。
    洗顔筆は円を描くように、顔の外側に向うように。

  • 洗顔マッサージ

    眉毛の根元まで洗います
    毛流れに逆らわず、なるべく上に向けて

  • 洗顔マッサージ

    目元・瞼

    瞳や、まつ毛は特に丁寧に洗います
    アイメークが残るとトラブルの元です

  • 洗顔マッサージ

    目の周辺

    目尻、下瞼まで洗います
    目尻は外側へ向けて、なるべく上へ向けて

  • 洗顔マッサージ

    頬から耳の後ろまで洗います
    洗顔筆は円を描くように、顔の外側に向うように、なるべく下から上へ向けて

  • 洗顔マッサージ

    小鼻

    油分の残りやすい部位です
    鼻頭も忘れずに

  • 洗顔マッサージ

    口元

    唇も丁寧に洗います
    口角も忘れずに

  • 洗顔マッサージ

    あご・首

    首から顎まで上向きに
    紫外線にさらさっる首筋も忘れずに


筆職人が作る洗顔筆

「筆で顔を洗う?!」

初めてこれに接した時は、正直驚いた。
というより顔を洗うために道具を使うというプロセスに戸惑いを感じたわけだ。しかし今は、私の概念は違う。

身体を洗うにも、タオル?スポンジ?など多種多様である。
しかし、大切な顔を洗うのは…ほとんどの人が、、、手?
しかも、身体とは比べ物にならないくらい外的ストレスが多い顔
それを洗うのは…手?指先だけ?

もう少し考えてみた。
自分をケアする、洗うといえば身体、顔、、、歯?
アウトドアならともかく、たいていの場合、指で歯は洗わない(磨かない)。
その道具、歯ブラシも多種多様である。大きさ、硬さ、毛先の工夫…
そして思った。顔はデリケートだから道具を使わず、手で(指)で洗う事が一般化したのであろう。と
調べてみれば「洗顔ブラシ」という道具も存在している。 しかし普及しなかっただけだ。
これに関するトラブルは、皮膚への物理的なストレスが原因であろうことも分かった。 特に毛の素材である。化学素材から天然素材までいろいろな種類がある。 そのコシの強さ、毛先の形状も様々である。外見では分からない違いが、あまりに多いのだ。

初めて熊野化粧筆に接した時、最高の職人は熱く語った。

「ブラシ」と「筆」は違う。

その誇りと技が、このアイテムに息を吹き込んだのだと思っている。

ちなみに私のサロンではエステのプロセスに、この洗顔筆を使用している。評判は上々である。 一般のお客様の御購入も増えている。そして贈答品としての需要も多い。 それも社交的動機ではなく、満足感の共有のために、懇意な方に勧めていただいているようである。
ある意味、このサイトを立ち上げたのは「本物は受け入れられる」という実感を、 私がその過程で得たからかもしれない。

そして多少の逸話もある。
手作業であるため、時に納期が遅れることがあるのだが、あまりに遅いことがあった。
お客さまの手前、私も多少キレたのだが・・・(苦笑)
後に、聞くと

「原毛の品質が気に入らなくて、その生産ロット(材料)分を全て破棄した」との事。
思わず笑ってしまった。好意的に・・・だ。

それでこそ、誇りある職人だ。

企業としてビジネススキルはともかく、クオリティは間違いない。
だからこそ、この私が惚れ込んだのである。


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