メイクブラシ
メイクアップの目的
女性は、なぜメイクアップをするのでしょうか?
『より美しくありたい』
『他の人と違う自分を表現したい』
装うことで自信を持ち、くつろいだ気分で 他の人と接したいという、気持ちのあらわれでしょう
・ その人の個性を引き出す
・ 魅力的な部分をより強調する
・ 欠点をカバーする
この3つがメイクの基本です
そして素敵なメイクには、良いツールが不可欠です。
このサイトは、美容師であり演出家でもある管理人が、
メイクブラシ(熊野化粧筆)について語ってみます。
伝統工芸品「熊野筆」
「筆」の産地として圧倒的なシェアを誇る、広島県安芸郡熊野町で生産されています。
近年では「メイクブラシ」の生産地として、ご存知の方も多いと思います。
その規模は様々で、独自ブランドを展開し著名な会社もあれば、
OEM(相手先ブランド名生産)も含めて、世界を視野に入れる会社もあります。
いずれにせよ、「メイクブラシ」を含めて「筆」を「特産品」とするのが、この町です。
ところで、多くの「名物」や「特産品」は、その商品「原材料などの産地」である場合が殆どです。
しかし「熊野筆」の場合、「原材料」の「産地」ではありません。最も重要な「天然毛」は、買い付けによって調達しています。
つまり、その「品質」を決定づけるのは「材料の良し悪し」なのです。
そして「商品価値」を決める(時に高める)のが、「生産技術」です。
そして「商品価値」の中での「性能」は、「伝統工芸としての匠の技」が引き出しているのです。
メイクブラシを比較検討する場合、目的や予算と同時に、こうした視点を持てば満足のゆく商品と出会えるはずです。
例えば「料理」。
同じメニューでも、高級レストランからファミレス、あるいはコンビニ弁当など…。
そのプライスが異なる理由は、誰もが納得しています。プライス優先なのか、クオリティー優先なのか?
あるいはブランド、シチュエーション、広い意味でのリーズナブル。
いずれにせよ「材料のレベル」「調理のテクニック」「料理人のスキル」こそがマーケットを説得する要因であり、
それはメイクブラシの価格も、同様なのです。
自信のクオリィティ
そうした意味で、カタログモデルとしてのラインナップは7種類に厳選しました。
それこそ「天然毛」が原材料であり、ベースクオリティには「原毛」の安定した供給体制が不可欠です。
「天然毛」を一次加工することにより「筆(メイクブラシ)」の「原毛」が生まれますが、
料理でいうところの「下ごしらえ」が、いかに大切かは説明するまでもないでしょう。
また、いい「素材」が得られる地域は、世界的に見ても激減しています。
それらを総合的に判断して、アベックプレジールは中国/四川省に「原毛」を一次加工するための自社工場を設けています。
その規模は同業他社にも供給実績を持つ程です。
アベックプレジールがメイクブラシとして後発ブランド(注)でありながら、
そのクオリティーに絶対の自信を誇るのは、こうした実情があるからなのです。
(注:独自ブランドのメイクブラシとしての意味です。 書筆、特に書家向けの高級筆では、オーダー品も含めて圧倒的なシェアと歴史を持ちます。 ある意味、国内で良質の天然毛が入手困難になってきた早い時期から、海外へそれを求めた結果が 筆メーカーとしては異例の、海外拠点を持つに至った経緯です。)